MTシステムをレンタルサーバーに導入してMTブログを作成するわけですが、いったいMTをどこにいれればいいんだろう?っていう人もいるかと思います。

ぶっちゃけ、ここなんです。

MTフォルダ

サーバーの中にMTフォルダを自分で作成して、そこに先ほどダウンロードしたMTシステムをインストールしてやればいいんです。

MTフォルダの作成場所はなるべく、/public_html/mt となるような感じにして作成するとわかりやすいです。
独自ドメイン内に /public_html/example.com/mt という感じで作成しているケースもありますが、どちらでも大丈夫です。

両者の違いについては、独自ドメイン内に設置した場合、そのドメイン下にMTを設置するのに対して、上の画像の場合は、サーバーのフォルダ内に独自ドメインと並列した形で設置することになります。
1個だけブログを作成するのなら、使用する独自ドメイン内に設置した方が楽ですが、当ブログでは、前者の使用するドメインとは独立して設置する方法についてご紹介しています。

サーバー側のディレクトリ作成でMTフォルダを作成しておいてください。

FFFTPでフォルダを作成しても、サーバー側で直接作成しても変わりませんが、とにかくわたしたちが今やることは、サーバー内にMTフォルダを作って、そのフォルダに、ダウンロードしたMTCOM-4.23-ja内のファイルをすべてアップロードするということです。

でも、正直いって、そこまで行くのがけっこう大変だったりもするんです。

このMTフォルダにMTファイルたちをアップロードすればいいだけなんですが、CGIファイルを書き換えてからアップロードすることになります。
おおまかな手順としてはこんな感じになります。

  • サーバーにMTフォルダを作成する(この記事)
  • CGIファイルを書き換える
  • FFFTPを使用してアップロードする

このなかで、一番の難関はCGIファイルの書き換えなんです。

MTでブログを作成する際に一番の難関となるのがCGIファイルの書き換えですが、正確に記入しないと動作しないのでけっこう大変です。大文字、小文字、半角スペースなどをきっちり正確に記入するようにしましょう。

まずは先ほど解凍したMTファイルのなかから、CGIファイルを探してみてください。

CGIファイルの書き換え"

mt-config.cgi-originalというファイルがありますが、これが書き換えてあげる CGIファイル となります。このファイルの中身を書き換えて保存し、FTP接続でアップロードすれば、ほぼ出来上がりです。

このファイルは、書き換えるために拡張子がCGIで終わっていませんが、エディタを使えば簡単に修正できますので、この段階でファイル名を変更しておいてください。
「-original」を削除し、mt-config.cgiに変えておくだけです。

【注意】
環境によっては変更するのが難しい面もあるかと思いますが、テキスト状態になっているmt-config.cgi-originalファイルをCGIファイルにすればいいだけです。
もしPC上で変更できなかったら、ファイル名を変更せずにファイル内容だけを書き換えて保存したのち、サーバーにアップロードしてからFTPでファイル名を変更したりしてみてください。

例えば、次のような環境だったら、「-original」を削除するとmt.configというファイルになります。

実際にcgi ファイルを書き換える箇所についてですが、CGIPath http://サーバーのURL/mt/ というように変えてしまいます。また、StaticWebPath の箇所も同じように変えてしまいます。

テキストエディタはメモ帳でもOKですが、Crescent Eveなどで作業すると、間違いがすくなくなるかと思います。右クリックで編集しようとしても開けない場合は、プログラムから開くを選択し、Crescent Eve などを指定して編集するようにしましょう。

注意する点としては、半角英数で記入するとか、あと、終わりの箇所を mt/ みたいにスラッシュで閉じるとか、mt-static はスラッシュで閉じないとかそんな感じです。
該当箇所をコピペで上書きするのが確実です。

CGIPath http://あなたのURL/mt/ の箇所ですが、間に /public_html/mt とかにしないで、普通に記入しておけば間違いないです。

例えば、あなたのサーバーが http://your.s12345.coreserver.jp/ だとすると、
CGIPath http://your.s12345.coreserver.jp/mt/ ということになります。

CGIPath http://your.s12345.coreserver.jp/public_html/mt/ ではありません。

StaticWebPath も、http://your.s12345.coreserver.jp/mt/mt-static というふうに書き換えてあげましょう。

ここで、http://your.s12345.coreserver.jp/ の部分ですが、あなたのサーバーのURLがわからない場合は、サーバー契約した際に送られてくるメールを確認してみてください。
おそらく、標準のホームページURLというふうなことが書いてあるはずです。
ちなみに、xrea の場合、http://ユーザーID.サーバー名/ というふうになるはずです。

【注意】
mtフォルダを作った際に、独自ドメインフォルダ内に作成した場合は、http://独自ドメイン/mt/ のように作成します。

cgiファイルの書き換え

MYSQLのデータベース名も、データベース作成の際にメモしておいたサーバーのデータベース名やパスワードを正確に記入し、MYSQLで作成した場合は、そのほかのデータベースリスト(水色の部分)は削除しておきましょう。

ObjectDriver DBI::mysql
Database あなたのデータベース名
DBUser あなたのデータベースユーザー名
DBPassword パスワード
DBHost localhost

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