レンタルサーバーに Movable Type をインストールしたあと、さっそくブログを作成するかと思いますが、デフォルトで用意されているテンプレートはカスタマイズの難しい複雑なタイプが多いです。
Movable Type でけっこうよく見かけるのは、ワインレッドのこんなテンプレートが多いですが、これをそのまま使用している人も多いようです。
けれども、スタイルシートのID属性の指定が煩雑になっていたり、不必要なパーツなどもごちゃごちゃと付いてきますので、HTMLソースが複雑になっていてカスタマイズが難しいはずです。
テンプレートの種類については、バージョンによる違いなどもあるかと思いますが、デフォルトでは次のような種類があります。
- メインページ
- ブログのメインページ
- エントリーのテンプレート
- ウェブページ
- カテゴリー・月別過去ログのテンプレート
- アーカイブインデックス
- スタイルシート
- その他のウィジット
この場合、「メインページ」がサイトのトップページにあたり、それに会社情報とか販売ページ、お問い合わせページなどを「ウェブページ」で作成し、このサイトの1部として社長ブログなどを設置する形になるかと思います。
企業の場合だとこれでもいいかと思いますが、個人でブログを作成する場合は、サイトがそのままブログ全体になるかと思うので、ブログのトップページやウェブページは必要ないのではないかなと思います。
なので、「メインページ=ブログのトップページ」になるような形で、当ブログでは作成しています。
また、月別の過去ログとカテゴリーページは、ブログ記事のリストという形で一緒になっていますが、それぞれ別々にテンプレートを作成した方が、余計な場合わけがなくなって、わかりやすくなるのではないかなと思います。
さらに、スタイルシートも、トップページ用やエントリー用、カテゴリー用とそれぞれに用意した方がカスタマイズもしやすくなるはずです。
そんなことを考えると、デフォルトのテンプレートは大部分を変更することになってしまうので、最初から作ってしまった方がはやいかもしれません。
一度テンプレートを作成してしまえば、他のサイトを構築する際にも利用できるので、一度は自分用にカスタマイズしておくことをおすすめします。